2026年07月25日
2026年施行後の行政書士、企業が頼れる範囲
2026年施行後の行政書士、企業が頼れる範囲
2026年現在、行政書士への相談では「どこまで頼めるか」を先に確認する動きが大切になっています。総務省の行政書士制度では、行政書士は他人の依頼を受け、報酬を得て一定の事務を行う職業とされています。一方で、他の法律で制限される業務は扱えません。2026年1月施行の行政書士法改正もあり、企業側の確認はより実務的になっています。
目次
- 総務省の制度から見る行政書士の依頼範囲
- 2026年施行の行政書士法改正で企業が見る範囲
- 依頼前に整理したい書類と判断の境目
- 行政書士相談を前にした次の一歩
1. 総務省の制度から見る行政書士の依頼範囲
行政書士に相談する前に押さえたいのは、総務省が示す「他人の依頼を受け報酬を得て行う事務」という基本です。ここには、官公署へ提出する書類に関わる業務が含まれます。
ただし、行政書士なら何でも扱えるわけではありません。総務省の制度説明にもある通り、他の法律で制限されている業務は除かれます。たとえば、紛争性が強い内容や、別の資格者の独占業務に当たる内容は、最初の確認が欠かせません。
2. 2026年施行の行政書士法改正で企業が見る範囲
2026年1月施行の行政書士法改正を受け、企業では「今までの申請サポートが問題ないか」を見直す場面が出ています。創業手帳でも、企業が準備すべき内容としてこの改正が取り上げられています。
また、2026年度以降の行政書士試験では、行政手続法の聴聞通知、行政不服審査法の裁決効力発生、行政事件訴訟法の被告誤り救済、民法の父母離婚後等に関する改正が扱われます。試験範囲の変化は、行政書士が関わる法令環境の変化を見る手がかりになります。
3. 依頼前に整理したい書類と判断の境目
行政書士へ相談する前には、まず「誰が」「どの官公署へ」「何のために」提出する書類かを整理すると話が早く進みます。会社名、事業内容、提出先、期限、過去の申請履歴を一つのメモにまとめておくと安心です。
次に確認したいのは、単なる書類作成なのか、権利関係の争いを含むのかという境目です。行政書士に頼める範囲と、他の専門家へつなぐべき範囲を早めに分けることで、手戻りを減らせます。
4. 行政書士相談を前にした次の一歩
行政書士は、許認可や行政手続に関わる場面で心強い存在です。2026年施行の改正を踏まえると、企業側も「頼める範囲」を確認してから相談する姿勢がより大切になります。
ホオジロ行政書士事務所の公式ブログでは、行政書士に相談する前の不安を少しでも減らせるよう、制度に基づいた情報を分かりやすくお届けします。まずは、提出先、期限、必要書類の有無を整理するところから始めてみてください。